家庭用プールの消毒、特に子供が遊ぶプールの消毒について悩んでいませんか?
プール用の消毒剤じゃないとだめなの?
市販の消毒剤は塩素が入ってるから刺激強そう…
こんなお悩みで困っているあなたに、この記事では、プール専用の消毒剤ではない代用品や非塩素系の消毒剤を紹介します!
家庭用プールの消毒をして安心して夏のプール遊びを楽しみましょう!
家庭用プールの消毒は本当に必要なの?
そもそも家庭用プールでも消毒ってやっぱり必要なの?
毎日新しい水を使用している場合はプール本体の掃除を行えば大丈夫ですが、数日同じ水を使用する場合はプールの定期的な消毒は欠かせません。その理由を説明しますね!
家庭用プールの消毒が必要な理由
家庭用プールの消毒が必要な理由は、多くの方が気になるポイントですよね。
プールの水は時間が経つと、細菌や藻が繁殖しやすくなります。
これが原因で水が汚れてしまうと、皮膚や目に炎症を起こすリスクが高まります。
だから、定期的な消毒が必要です。
特に子供たちが遊ぶ家庭用プールでは、衛生面に気を使うことが重要です。
水の中で遊ぶ時間が長ければ長いほど、細菌の繁殖が進むからです。
具体的には、1週間以上水を換えずに放置すると、細菌の数は急激に増加します。
したがって、家庭用プールの消毒を怠ると健康被害のリスクが高まります。
そこで一般的に使用されているのが下記のような消毒剤です。
こちらは次亜塩素酸ナトリウムを含む消毒剤で、家庭用プールの消毒に適しています。
粉末タイプで計量しやすく、プールはもちろん掃除などの除菌剤としても使用できます。
このようなプール専用の塩素消毒剤は、使用量も記載されているので安心して使用できるメリットがあります。
また、10日程水を入れたままでもOKなのも安心できますね!
しっかり除菌するなら、やはり塩素を含んだ除菌剤が一番有効です。
しかし、塩素独特の臭いや肌への影響が気になる方は非塩素系の代用品を試してみてくださいね!
家庭用プールの消毒に使えるおすすめの代用品3選
家庭用プールの消毒剤の代用品はどんなものがあるの?
早速紹介していきますね!
【塩素系】ピューラックス
塩素を含んだ消毒剤ですが、ピューラックスは家庭用プールの消毒剤として広く知られています。
次亜塩素酸ナトリウムを含む消毒剤で、家庭用プールの消毒に適しています。
ただし、希釈する必要があるので水の使用量をきちんと把握しておく必要があります。
遊泳用プールの衛生基準【厚生労働省】などにおいて、「遊離残留塩素濃度は、0.4mg/L以上あること。また、1.0mg/L以下であることが望ましい。」と規定されています。
そのため、使用量としては大体、水量1000Lに対して約17mLを目安にすると良さそうです。
もしわからなくなった場合は、以下の計算式を元に目安量を決めましょう。
遊離残留塩素濃度(mg/L) = (ピューラックスの量(L) × 次亜塩素酸ナトリウムの濃度(%) × 1000) / プールの容量(L)
プールの使用頻度にもよりますが、ピューラックスで消毒する場合は週1~2日を目安に使用してくださいね。
【非塩素系】プール消毒剤3選
次におすすめの非塩素系のプール消毒剤を紹介します。
非塩素系の消毒剤は、塩素を含んでいないため除菌力は劣ってしまいます。
そのため、長くても3日に1回は水の交換が必要になります。
👆こちらは、小さめのプールを使用している、もしくは試しに使ってみたいという方におすすめです。
プール専用の除菌剤なので使用方法もきちんと記載されています。
水量約200Lに対して本品をキャップ3杯(約15mL)で、3日に1回使用することで清潔感を保つことができます。
👆こちらはプールだけでなく、風呂水や洗濯物の除菌もできます。
150ml~1000mlまでプールの使用頻度に合わせて商品が選べるのも魅力的。
ただし、除菌力は2日程度なのでプールは週末だけ入るなどの家庭におすすめです。
👆こちらは、大容量サイズで夏休みなどでプールで頻繁に遊ぶ家庭におすすめです。
また、価格的にも一番コストパフォーマンスがいいので少しでも安く済ませたい人には嬉しいポイントです。
上記のSimpkinとは異なり、洗濯物やカビ取りなどの使用は推奨されていませんが、赤ちゃんの沐浴やペットに使用できるので安心して使うことができます。
ミルトン、ハイターなどは使用を控えましょう
逆に使用しちゃいけない消毒剤はある?
ミルトンやハイターをプールの消毒に使用することは、適切な濃度管理や安全性の観点から推奨されません。
ミルトンやハイターなどの間違った希釈でプールに入れて使用すると、皮膚の炎症を起こしたり目に入って炎症を起こしてしまうなどの危険が考えられます。
どちらもプールの消毒用に設計された商品ではない為、使用しないことをおすすめします。
プールの消毒にはプールに使用できると記載のある消毒剤を選びましょう!
家庭用プールの消毒以外のお手入れ術
消毒も重要ですが、プールを清潔に保つためには、定期的なお手入れも同時に必要です。
ここでは、消毒以外のプールの水換えや掃除、アレルギー対策について解説します。
プールの水換えはいつがいい?期間の目安を解説
家庭用プールの水換えのタイミングは、水質を保つために重要です。
一般的には、消毒している場合は3〜4日ごとに水を入れ替えることが推奨されます。
消毒をしていない場合は、毎回の使用後に水を捨て、新しい水を入れるのがベストです。
特に小さなお子さんが使用する場合は、清潔を保つために頻繁な水換えが必要です。
また、プールの水の色や臭いもチェックポイントです。
透明だった水が濁ってきたり、異臭がする場合は、すぐに水を交換しましょう 。
大きなプールの場合は、水道代が気になるかもしれませんが、水質を保つためには定期的な水換えが欠かせません。
安全なプール遊びのために、こまめに水質をチェックし、適切に管理しましょう。
プールにカビや黒ずみが!?手軽にできる掃除の裏技
プールにカビや黒ずみが発生すると、見た目も衛生的にも良くありません。
手軽にできる掃除の裏技をいくつか紹介します。
まず、重曹を使った掃除方法があります。
重曹は天然の洗浄剤として効果的で、プールの壁や底に発生したカビや黒ずみを取り除くのに役立ちます。
重曹を水に溶かし、スポンジでこすり洗いするだけで、カビや黒ずみが落ちやすくなります。
次に、クエン酸を使った方法もあります。
クエン酸は酸性のため、アルカリ性のカビに効果的です。
クエン酸を水で薄め、スプレーボトルに入れてプールの汚れた部分に吹きかけ、しばらく置いてからブラシでこすります。
また、重曹と一緒に使用すると反応して泡が出ます。
この泡が、プールの中の汚れや細菌を取り除く助けになります。
どちらも使用量は水1リットルに対してクエン酸1スプーン(約15グラム)です
これらの方法を組み合わせて、プールを清潔に保ちましょう。
プール遊びで気をつけたいアレルギーや肌トラブルの対策
プール遊びでは、アレルギーや肌トラブルに注意が必要です。
以下の対策を実践して、安全に楽しみましょう。
まず、塩素系消毒剤を使用する場合は、濃度を適切に管理することが重要です。
塩素濃度が高すぎると、皮膚や目に刺激を与える可能性があります 。
次に、敏感肌の子供には、非塩素系の消毒剤を使用するのがおすすめです。
例えば、紹介した重曹・クエン酸を使った方法は、肌に優しく、特に安全です 。
また、プールに入る前には、日焼け止めを塗ることで、紫外線から肌を守ることができます。
プールから上がった後は、シャワーで塩素や汚れをしっかりと洗い流し、保湿クリームで肌をケアしましょう。
最後に、アレルギーがある場合は、事前に医師に相談し、適切な対策を講じることが大切です。
これにより、安心してプール遊びを楽しむことができます。
まとめ|家庭用プールの消毒に使える代用品
どの方法を選ぶ場合でも、使用方法と注意点を守り、安全に消毒を行うことが重要です。
それぞれの代用品の特徴を理解し、適切に使用することで、家庭用プールを清潔に保ち、安心して楽しむことができますよ。
この記事が参考になれば幸いです。
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