除湿機とサーキュレーターを併用する4つのメリット!効果的な置き方と選び方を紹介!

暮らし

除湿機とサーキュレーターを併用すると、本当に部屋のジメジメを解消できるの?

どういう配置が一番効果的?

そんなお悩みをお持ちですか?

この記事では、

除湿機とサーキュレーターを併用することで、快適な生活空間を実現する方法をご紹介します。

 

併用するメリットから、最適な配置方法、さらに製品の選び方について、分かりやすく解説しています。

この記事を読んで、快適な室内環境を手に入れたいあなたの悩みを解決しましょう!

除湿機とサーキュレーターを併用するメリット

ここでは、除湿機の種類と機能、サーキュレーターの役割を説明したうえで、これらを併用するメリットについて詳しく解説していきますね。

除湿機の機能と種類

除湿機の主な機能は、空気中の湿度を適切なレベルに保ち、カビの発生を防ぎ、洗濯物の乾燥を早めることです。

除湿機には大きく分けて、コンプレッサー式デシカント式の二種類があります。

コンプレッサー式

冷却コイルを使用して空気中の湿気を冷やし、水滴として除去する方式です。

主に高温多湿の環境で効率的に動作します。

大容量の除湿が可能で、一般的な家庭用除湿機の多くがこのタイプです。

メリット

  • 効率的な除湿:高温多湿の環境では、コンプレッサー式は大量の水分を効率的に除去できます。
  • コストパフォーマンス:初期投資は比較的低く、運転コストもデジカント式に比べて低めです。
  • 冷却機能:除湿と同時に空気を冷やす効果があるため、夏場などでは涼しさを提供できる場合があります。

デメリット

  • 低温での効率低下:気温が低い環境ではコイルの凍結が起こりやすく、除湿効率が大幅に低下します。
  • 騒音:コンプレッサーの動作音が大きい場合があり、静かな環境を好む方には不向きかもしれません。
  • 重量がある:コンプレッサー自体の重量があり、移動が比較的不便な場合があります。

 

デジカント式

吸湿性の高い素材(デシカント)を使用して空気中の湿気を吸収し、加熱して除湿する方式です。

低温環境でも効率的に除湿が可能で、冬場の使用に適しています。

湿度をより正確にコントロールできる場合があります。

メリット

  • 低温でも効率的:低温環境でも除湿能力が落ちにくいため、冬場の除湿や乾燥に適しています。
  • 静音性:コンプレッサー式に比べて動作音が小さいため、寝室など静かな場所での使用に向いています。
  • 軽量でコンパクト:比較的軽量であり、移動や設置が容易です。

デメリット

  • 運転コストが高い:加熱による除湿のため、電力消費が大きく、運転コストが高くなりがちです。
  • 除湿能力:コンプレッサー式に比べると、同じ条件下での除湿能力はやや劣る場合があります。
  • 初期投資が高め:デジカント式の除湿機は技術的な構造が複雑であるため、同じ除湿能力を持つコンプレッサー式に比べて価格が高くなる傾向にあります。

 

以上の特徴から、使用環境や目的に応じて最適な除湿機を選択しましょう。

高温多湿の環境であればコンプレッサー式、低温や静音性を重視する場合はデジカント式が適していますよ。

また最近は、値段は上がりますが、両者のいいとこどりのハイブリット式も増えています。

 

サーキュレーターの役割

サーキュレーターは、部屋の空気を効率的に循環させることで、温度や湿度の均一化を図ります。

サーキュレーターを使用することで、除湿機が取り除いた湿気が部屋中に均等に分散され、より快適な室内環境を実現できます。

また、エアコンとの併用により、冷房効果の向上や省エネ効果も期待できます。

 

併用のメリット

では、この除湿機とサーキュレーターを併用するとどのようなメリットがあるのでしょうか?

併用のメリットとしては下記の4点があります。

速やかな乾燥

除湿機は湿気を取り除き、サーキュレーターは空気を循環させます。

この組み合わせにより、洗濯物や室内の湿った空気を速やかに乾燥させることができます。

均一な室温と湿度の維持

サーキュレーターによる空気の循環は、除湿機が処理した空気を部屋中に均等に分散させ、より快適な室温と湿度を維持します。

カビやダニの抑制

高湿度はカビやダニの繁殖に適した環境を提供します。

除湿機とサーキュレーターの併用は、これらの問題を抑制し、アレルギーのリスクを減らします。

エネルギー効率の向上

適切な湿度管理により、エアコンの使用効率が向上します。

湿度が低いと体感温度が下がり、エアコンの設定温度を高くしても快適に過ごせるため、エネルギー消費を抑えることができます。

 

除湿機とサーキュレーターの最適な配置

除湿機とサーキュレーターを最適に配置することで、その効果を最大限に引き出すことができます。

ここでは、部屋干しの配置方法、最適な設置場所、そして季節ごとの配置のコツについて解説しますね。

部屋干しの配置方法

除湿機は、洗濯物の近くに配置することで、湿気を直接吸収しやすくなります

サーキュレーターは洗濯物の反対側に置き、空気が洗濯物全体に行き渡るようにします。

この配置により、洗濯物は均一に乾燥し、乾燥時間も短縮されます。

また、サーキュレーターは上向きに設定し、空気が天井に向かって反射することで、部屋全体に空気を循環させるとより効果的です。

 

湿気対策の最適な設置場所

除湿機は、湿気が多い場所や空気の流れが少ない部屋の角に設置すると良いでしょう。

サーキュレーターは部屋の中央付近、または空気の流れを最も効果的に改善できる位置に置くことが重要です。

このように配置することで、除湿機が取り除いた湿気をサーキュレーターが効率よく部屋中に拡散させ、より快適な室内環境を作り出します。

 

季節ごとの配置のコツ

除湿機とサーキュレーターを季節ごとに最適に配置することで、年間を通じて快適な室内環境を維持することができます。

以下に、季節ごとの配置のコツを紹介しますね。

春・秋

春と秋は、湿度が高くなりがちな日と乾燥する日が交互に来ることがあります。

この時期は、除湿機を使うかどうかを日によって判断し、必要な場合は洗濯物の近くに配置します。

サーキュレーターは室内の空気を均一に保つために、部屋の中央や角に置き、空気の循環を助けましょう。

夏は、高温多湿になることが多いため、除湿機の使用が特に効果的です。

除湿機を部屋の中央や湿気がこもりやすい場所に配置し、サーキュレーターは、除湿機の風が直接当たらない位置に設置します。

理想的には、除湿機から空気が出る方向とは反対側の壁際や、部屋の隅に置くと良いでしょう。

これにより、サーキュレーターを使って部屋全体に空気を循環させることで、除湿機が処理した乾燥した空気を効率的に分散させることができます。

冬は、室内が乾燥しやすくなりますが、湿気がたまりやすい場所では除湿機が役立ちます。

特に、洗濯物を室内で乾燥させる場合は、除湿機を洗濯物の近くに配置します。

サーキュレーターは、暖房器具の近くに置くことで、温かい空気を部屋中に均等に分配し、暖かさを逃さずに快適な室温を保つことができます。

季節に応じてこれらの機器の設定や配置を調整することで、年間を通して快適な室内環境を保つことができます。

 

除湿機とサーキュレーター併用時の注意点

除湿機とサーキュレーターを併用する際には、いくつかの注意点があります。

電気代の節約方法、運転音を抑えるためのアドバイス、そしてメンテナンスと清掃のポイントについて解説します。

電気代節約法

除湿機とサーキュレーターを併用することで、どの程度電気代が増えるのかは多くの人が気になる点ですよね。

除湿機の1時間あたりの電気代は約5〜20円サーキュレーターの使用による電気代は1時間あたり1円未満とされています。

これは、除湿機の種類や運転モード、さらには使用するサーキュレーターのモデルによって変わりますが、一般的には大きな負担にはならないと言えるでしょう。

除湿機の電気代は、その種類や運転モードによって大きく異なります

コンプレッサー方式の場合、電気代は比較的安く抑えられる傾向にありますが、デシカント方式やハイブリッド方式では、運転時の消費電力が高くなりがちです。

しかし、サーキュレーターを併用することで、除湿機の効率を上げ、結果的に運転時間の短縮につながり、電気代の節約にも貢献することが期待できます。

節約のコツとしては、例えば、除湿機を弱モードで運転し、サーキュレーターで室内の空気を効率よく循環させることで、より少ない電力で快適な室内環境を保つことができます。

まるねこ
まるねこ

定期的なフィルター清掃などのメンテナンスを行うことも、除湿機の効率を保ち、電気代を節約する上で重要ですよ!

 

運転音対策

除湿機やサーキュレーターの運転音は、特に夜間や静かな環境では気になることがありますよね。

運転音を抑えるためには、購入時に低騒音モデルを選びましょう

また、機器を壁や家具から離して設置することで、振動や騒音の伝わりを減らすこともできます。

就寝時にはタイマー機能を活用し、深夜の運転を避けることも一つの方法ですよ。

 

メンテナンスと清掃

除湿機とサーキュレーターを長く効果的に使用するためには、定期的なメンテナンスと清掃が欠かせません。

フィルターや吸気口のほこりを定期的に掃除することで、機器の性能を維持し、運転効率を高めることができます。

特に、除湿機の水タンクは定期的に洗浄し、カビや雑菌の繁殖を防ぐことが大切です。

メーカーの指示に従い、適切なメンテナンスを行う事を忘れないようにしてくださいね。

除湿機とサーキュレーターの選び方

除湿機とサーキュレーターを選ぶ際には、押さえておきたいポイントがいくつかあります。

ここでは、効率的な除湿機の選び方、効果的な空気循環を実現するサーキュレーターの選び方について解説しますね。

 

除湿機の選び方

除湿機を選ぶ際には、以下のポイントを考慮してみてください。

  1. 除湿機のタイプ:
    • コンプレッサー式: 湿った空気を冷やして水滴に変えて除湿します。夏場や梅雨時期に効率的ですが、冬場は除湿能力が落ちます。
    • デシカント式: 乾燥剤を使用して湿気を吸着し、除湿します。室温が低い冬場でも使用できますが、電気代が高くなる傾向があります。
    • ハイブリッド式: コンプレッサー式とデシカント式の両方の特徴を持ち、年間を通じて使用可能ですが、価格が高めです。
  2. 除湿能力:
    • 除湿機の能力は、1日あたりに除湿できる水分の量で表されます。部屋の広さや湿度レベルに応じて適切な除湿能力を持つモデルを選びましょう。
  3. タンク容量:
    • タンクの容量が大きいほど、水を捨てる回数が減ります。連続して使用する場合や、就寝中に使用する場合は、大きなタンク容量を持つモデルが便利です。
  4. 機能:
    • 衣類乾燥機能: 洗濯物を早く乾かすためには、この機能が付いているモデルがおすすめです。
    • 空気清浄機能: 空気を浄化する機能も付いているモデルがありますが、これは補助的な機能として考えると良いでしょう。
  5. 使い勝手:
    • 持ち運びやすさや操作のしやすさも重要なポイントです。特に、除湿機を部屋の異なる場所で使用する場合は、軽量で移動しやすいモデルが便利です。
まるねこ
まるねこ

おすすめの除湿機を下記にいくつか紹介しますので参考にしてくださいね

 

このモデルは、独自の「ハイブリッド方式」を採用しており、大量の洗濯物も1年中スピード乾燥が可能です。

洗濯物の量は1回4人分となっており、気温に合わせてコンプレッサー方式とデシカント方式のバランスを自動的に切り替えながら強力な除湿力を発揮します。

また、「ナノイーX」が部屋干しの臭いを素早く抑制する機能も搭載されているのも嬉しい機能ですよ。

 

このモデルは、「デシカント方式」を採用した軽量ベーシックタイプで、温度の影響を受けにくいため、梅雨や冬の寒い季節でも効果的に除湿ができます。

洗濯物の量は1回2.5人分となっており、こちらもナノイー搭載により部屋干しの臭いを素早く抑制する機能があります。

 

このモデルは、「コンプレッサー式」でプラズマクラスター7000を搭載し、コンパクトタイプでありながら、パワフルな除湿と衣類消臭運転が可能です。

また、狭いスペースにも設置しやすいサイズで、梅雨時や夏場にも省エネで効率的に使用できます。

さらに、本体にホースをつなげば連続排水が可能で、手間を省くことができる点も魅力的です。

 

サーキュレーターの選び方

サーキュレーターを選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう:

  1. 風力:使用する部屋の大きさに見合ったサーキュレーターを選びます。適応畳数をチェックして、部屋に合った風量のあるモデルを選ぶことが重要です。
  2. 置き方:床に置く「据置きタイプ」が一般的ですが、壁掛けタイプや卓上タイプなど、設置場所に合わせた形状のものを選びましょう。
  3. 掃除のしやすさ:定期的に掃除をする必要があるため、カバーや羽根が取り外しやすいモデルを選ぶと便利です。
  4. 静音性:稼働しているときの音が小さいモデルを選ぶと、寝室や書斎など静かな環境でも使いやすいです。

 

これから除湿機とサーキュレータを購入するなら、サーキュレーターと除湿機が一体型になった商品を購入するのもおすすめですよ👇

このモデルは除湿機がデシカント式で、特に静音設計が施されており、夜間の使用も安心です。

サーキュレーター付きで、洗濯物から湿気を効率的に取り除き、速乾性を高めることができます。

また、首振り角度は50°、70°、90°の3段階で調整が可能で、部屋干しのシーンに合わせて風の向きや角度をコントロールできるため、衣類の量に合わせて効率よく乾かせますよ。

 

コロナのCDSCシリーズのモデルは、サーキュレーターが除湿機本体から分離可能で、一体型または分離して使用することができる2WAY機能がついています。

これにより、干し方や部屋の状況に合わせて柔軟に対応することが可能です。

また、乾燥風と送風の2つの風を利用して、乾きムラをゼロにすることができます。

 

 

除湿機とサーキュレーターを選ぶ際には、初期コストだけでなく、運用コストも考慮しましょう。

省エネ性能が高く、長期間にわたって効率的に使用できるモデルを選ぶことで、トータルのコストパフォーマンスを高めることができますよ。

まるねこ
まるねこ

アフターサービスや保証期間も購入の際の判断材料にしてくださいね

 

除湿機とサーキュレーターの併用で得られる生活の変化

除湿機とサーキュレーターを併用することで、快適な室内環境を実現し、生活の質を向上させることができます。

最後に、どんな変化があるのか、ここでは、室内環境の改善、家事効率の向上、そして健康への貢献について具体的に解説しますね。

室内環境の改善

除湿機とサーキュレーターを併用することで、湿度と温度が快適なレベルに保たれ、室内環境が大きく改善されます。

特に、湿度が高い日本の夏は、ジメジメとした不快感がありますが、この併用により、カビやダニの発生を抑え、快適な室内空間を保つことができます。

また、洗濯物の乾燥が早くなることも、室内環境改善の一助となります。

 

家事効率の向上

除湿機とサーキュレーターの併用は、家事の効率化にも貢献します。

洗濯物が早く乾くことで、梅雨時でも洗濯物の取り込みがスムーズになり、家事の負担が軽減されます。

また、カビやダニの予防により、掃除の手間も省け、より清潔な室内環境を維持しやすくなります。

これらの効果により、日々の家事にかかる時間と労力を減らすことが可能です。

 

健康への貢献

快適な室内環境は、健康への貢献も大きいです。

湿度のコントロールにより、カビやダニの発生を抑えることで、アレルギー症状の予防につながります。

また、適切な室温と湿度の維持は、睡眠の質を向上させることにも繋がります。

さらに、冷房病の予防にも効果的であり、夏場の健康管理にも役立ちます。

まとめ|除湿機とサーキュレーターを併用しよう

この記事では、除湿機とサーキュレーターを併用することで、快適な室内環境を実現するための具体的な方法をご紹介しました。以下の表に、その要点をまとめました。

項目     内容
基本知識除湿機はコンプレッサー式とデシカント式があり、サーキュレーターは空気を循環させる。
最適な配置除湿機は洗濯物の近く、サーキュレーターは部屋の中央付近に配置する。
注意点電気代節約、運転音対策、メンテナンスと清掃が重要。
選び方除湿機は部屋の広さと必要な除湿能力を、サーキュレーターは風量調整が可能なモデルを選ぶ。
生活の変化快適な室内環境の実現、家事効率の向上、健康への貢献。

 

この記事を通じて、除湿機とサーキュレーターの併用がもたらす多くのメリットを上手に活用し、より快適な生活空間を実現してくださいね。

この記事を書いた人
まるねこ

こんにちは。まるねこと申します。
主婦歴10年、男の子2人の子育て中。
元ホームセンター家電担当&マネジャー。
子連れでお出かけ大好き!

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