こたつをつけっぱなしにしてしまった!知っておきたい火事の危険性と何時間まで安全なのか解説

家電

こたつをつけっぱなしにしても大丈夫?

火事の心配はないのかな?

こたつって何時間までつけっぱなしでも大丈夫なの?

まるねこ
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このような疑問を持つあなたに、こたつの安全で快適な使い方をご紹介します。

一般的には、こたつには温度自動調整機能が備わっているため、単につけっぱなしにしてもすぐに火事になることは少ないとされています。

実際にこたつを2、3日つけっぱなしでも大丈夫だったという意見もあります。

実際どうなのでしょうか?

この記事では、こたつを使う際の「火事の危険性」や「消し忘れ対策」、さらに「快適さと安全性を両立させるコツ」を具体的にお伝えします。

ぜひ、この記事を読んで、こたつでの快適な冬を過ごしましょう。

こたつをつけっぱなしにした場合の火事のリスク

こたつの消し忘れは、意外と多くの人が経験している問題です。

では、こたつをつけっぱなしにすると、火事のリスクはどの程度あるのでしょうか。

安全装置がついているこたつも多いですが、誤った使い方をすると火災につながる恐れがあります。

こたつを長時間使用する際の注意点や、火事になる可能性について詳しく見ていきましょう。

こたつと火事の関連

こたつは基本的に安全な暖房器具ですが、火事のリスクはゼロではありません。

実際にこたつによる火事の発生件数は毎年報告されており、令和4年(1月~12月)の総務省消防庁のデータによると、こたつが原因による火事の発生件数は39件あったと報告されています。

ほとんど冬の時期にしか使わないから、発生頻度は高いね

しかし、こたつで火事が起きる主な原因は、洗濯物や座布団などの可燃物がヒーターに接触することといわれています。

また、ほとんどのこたつには安全装置がついており、過熱を防ぐために自動的に電源が切れる機能があります。

したがって、古い機種や故障してこの安全装置が機能しない場合や、こたつ布団が高温になりすぎたり、可燃物が近くにあると火事のリスクが高まります。

そのため、使用状況によってはすぐに火事につながる場合もあることから、何時間まで安全という断言はできません。

しかし、こたつつけっぱなしによる火事を未然に防ぐためにも、2~3時間おきに消すことが推奨されます。

長時間使用の注意点

こたつを長時間使用する際には、いくつかの注意点があります。

まず、こたつの電源コードが断線していないか、定期的にチェックすることが重要です。

電源コードが傷ついていると、火事の原因になることがあります。

また、こたつを使用しない時は必ず電源を切るようにしましょう。

消し忘れを防ぐために、タイマー機能がついたこたつを選ぶのも良い方法です。

さらに、こたつの周りには可燃物を置かないように注意が必要です。

こたつつけっぱなしの事例

実際の事例として、こたつをつけっぱなしにした結果、以下のような火災が発生しています。

  1. こたつ布団の焦げ:
    • こたつをつけっぱなしにした状態で、こたつ布団を押し込んでしまうと、布団が焦げて火事につながる危険があります。布団がヒーター部分に直接触れることで発火するケースが報告されています。
  2. 衣類の乾燥による火災:
    • こたつの中に衣類を乾かそうとして入れると、ヒーターに接触し発火する事故があります。特に、こたつをつけっぱなしにしている場合、時間の経過とともに布団が焦げ、燃え広がるリスクが高まります。
  3. 電源コードからの発火:
    • 長時間の使用や不適切な保管により、こたつの電源コードが損傷し、発火する事例もあります。断線や絶縁不良が原因で火事につながることがあります。

これらの事例から、こたつを安全に使用するためには、つけっぱなしにしない、こたつ布団や周囲の環境を適切に管理する、定期的なメンテナンスを行うことが重要であることがわかります。

また、使用しない時は必ず電源を切ることが、火事を防ぐために最も効果的な対策です。

こたつをつけっぱなしにする際の電気代と安全対策

こたつをつけっぱなしにすると、電気代と安全面でどのような影響があるのでしょうか。

24時間こたつを使用した場合の電気代と、安全対策について詳しく見ていきます。

24時間こたつをつけっぱなしにした場合の電気代

こたつを24時間つけっぱなしにした場合の電気代は、平均して1日184.6円から369.2円程度になることが多いです。

この金額は、こたつのモデルや設定温度によって異なります。

例えば、弱モードで使用すると電気代は比較的安く抑えられますが、強モードで使用すると電気代は高くなります。

また、こたつのサイズやヒーターの種類によっても電気代は変わってきます。

こたつの電気代を節約するためには、使用しない時は必ず電源を切る、タイマー機能を活用する、保温状態を利用するなどの方法があります。

また、こたつの下に断熱材を敷くことで、暖かさを保ちながら電気代を節約することも可能です。

まるねこ
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電気代の節約を意識することで、こたつのつけっぱなしを予防することができますね!

こたつ使用時の安全対策と予防方法

こたつを安全に使用するための重要な対策をまとめました。

こたつを使用する際には、こたつの周囲に可燃物がないかを確認

こたつの電源コードが損傷していないか定期的にチェックし、必要に応じて交換する

就寝時や外出時には必ずこたつの電源を切る

また、こたつのヒーター部分のお手入れを定期的に行い、ほこりやごみが付着していないことを確認することも、火災予防に役立ちます。

まるねこ
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こたつのヒーターユニットの寿命は一般的に5年~10年といわれています。

ホームセンターでもこたつのヒーターユニットの修理や取り寄せの問い合わせが多いので、定期的なチェックは欠かさないようにしましょう。

消し忘れを防ぐための便利グッズ

こたつの消し忘れを防ぐためには、専用の防止グッズが役立ちます。

例えば、タイマー機能付きのコンセントや、自動で電源が切れるスマートプラグなどがあります。

これらのグッズを使用することで、設定した時間が経過すると自動的にこたつの電源が切れるため、消し忘れによる火災リスクを減らすことができます。

また、リモコン操作が可能なスマートプラグを使用すると、外出先からでもこたつの電源をオフにすることができます。

これにより、外出先で「こたつの電源を切り忘れたかもしれない」という心配を解消することができます。

こたつの消し忘れを防ぐために役立つ具体的な商品には、以下のようなものがあります。

リーベックスの消し忘れ防止タイマー CT6D

このタイマーは、こたつや電気カーペットなどのプラグを挿して時間を選ぶだけで、電気器具の電源を自動で切ることができます。充電器の充電設定時間用にも便利です。

Meross スマート電源タップ MSS425: 

スマートフォンアプリや音声操作で遠隔からの電源オン・オフが可能。複数のコンセントを一括管理できる機能も備えています。

こたつの長時間使用における実用的なアドバイス

こたつの長時間使用には、適切な使用時間の設定、安全装置の理解、快適さと安全性を両立させるコツが重要です。

これらのポイントを押さえることで、こたつを安全かつ効果的に使用することができます。

こたつの適切な使用時間とは?

こたつを使用する際には、適切な使用時間を意識することが大切です

長時間の使用は、身体への負担や安全上のリスクを高める可能性があります。

例えば、こたつでの長時間の滞在は、脱水症状や低温やけどのリスクを増加させることがあります。

また、寝返りが打てない状態での長時間の睡眠は、肩こりや腰痛の原因にもなり得ます。

こたつを使用する際は、2~3時間を目安に休憩を取るようにしましょう。

また、就寝前や外出時には必ず電源を切ることで、火事のリスクを減らすことができます。

適切な使用時間を守ることで、こたつを安全かつ快適に利用することができます。

こたつの安全装置の効果

多くのこたつには安全装置が備わっており、過熱を防ぐ機能があります。

こたつの安全装置は、主に以下のような機能を備えています。

  1. 過熱防止機能:
    • この機能は、こたつのヒーターが一定の温度以上になると自動的に電源を切るように設計されています。これにより、こたつが過熱して火災が発生するのを防ぎます。特に長時間の使用や、こたつ布団がヒーターに密着している場合に有効です。
  2. サーモスタット:
    • サーモスタットは、設定温度を維持するためにこたつの電源を自動的にオン・オフします。これにより、無駄な電力消費を防ぎつつ、一定の快適な温度を保つことができます。
  3. 温度ヒューズ:
    • 温度ヒューズは、こたつのヒーターが異常に高温になった場合に電源を遮断する安全装置です。これにより、ヒーターの故障や異常な過熱による火災リスクを減らすことができます。

これらの安全装置は、こたつを安全に使用するために非常に重要ですが、装置に過信せず、定期的なメンテナンスと適切な使用方法を守ることが重要です。

特に古いモデルのこたつや、メンテナンスが行き届いていないこたつでは、安全装置が正常に機能しない可能性があります。

定期的なメンテナンスと安全装置のチェックを行うことで、こたつの安全性を高めることができます。

安全装置の効果を理解し、適切にこたつを使用しましょう。

まるねこ
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今使用しているこたつに安全装置がついているか、正常に作動するか確認してくださいね。

こたつ使用時の快適さと安全性を両立するコツ

こたつを使用する際には、快適さと安全性を両立させることが重要です。

例えば、こたつの中での適切な湿度の維持や、適度な温度設定が快適な使用には欠かせません。

こたつの周囲に可燃物を置かない、電源コードが損傷していないか定期的にチェックするなどの安全対策をしつつ、こたつの中での水分補給を心がけることや、適度な休憩を取ることでよりこたつを快適に使用することができます。

また、こたつの温度設定を適切に行い、長時間の使用を避けることで、より安全性を高めることができますよ。

まとめ|安全で快適なこたつ生活を送ろう

こたつは冬の寒さを和らげる素晴らしいアイテムですが、つけっぱなしによる火事の危険性もあることを理解しておきましょう。

安全かつ効果的に使用するためにはいくつかのポイントがあります。

適切な使用時間を守り、安全装置の効果を理解し、快適さと安全性を両立させるコツを把握することが大切です。

こたつを安全に使用するための主なポイントは以下の通りです。

  • 適切な使用時間:長時間の使用は避け、定期的に休憩を取る(2時間置きが理想)
  • 安全装置の効果:定期的なメンテナンスとチェックを行う
  • 快適さと安全性のコツ:適切な湿度と温度設定、周囲の安全確保

これらのポイントを守ることで、こたつを安全に楽しみながら、快適な冬を過ごすことができます。

安全で心地よいこたつ生活を送りましょう。

この記事を書いた人
まるねこ

ご覧いただきありがとうございます☆
まるねこと申します。
主婦歴10年、幼児の男の子2人の子育て中。
元ホームセンター家電担当。
好きなことは子連れでおでかけすること♪
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